ブッダガヤは今でこそ、ホテルもしっかりたっているし、観光バスも新しくて立派なのが走っているそうですが
20年前は、ほんとに田舎で、道路は埃だらけホテルなどというしゃれたものはなく
熱心な仏教徒がわずかに来ているという程度だったそうなのです。
つまり、仏教徒にとって一度は行ってみたいけれどなかなか行けない場所だったわけです。
それをツアーを作り、バスを用意し、自分が通訳をやってという枠組みを作り、
お寺にダイレクトメールを出してツアー参加者を募りました。
日本人の友達の友達の小さな旅行会社と提携し、飛行機の手配やVIZAはそこが担当します。
今考えると本当に高い値段なのですが、滅多に行けない聖地巡りということで
1人60万円のツアー代金でも
それなりに参加者はいたようです。
そこで、小金を貯めた彼は、次に製薬に目をつけます。
インドは理数系の教育に力をいれ、いまでもIT産業に人材を数多く排出しています。
もともと数学の先生だった彼は、得意の理数系をいかせるものはないかと探した結果
頭にひらめいたのが薬。
1990年当時のインドは製造特許の概念がなく、コピー薬が大手を振って売られていました。
そこで、需要が多い薬は・・・ということで糖尿病の薬がいいと、成分を分析してなんとコピー薬を作ってしまったのです。
国内でなら販売もOKだったみたいです。
1995年にインドが製造特許の条約に調印して、コピー薬がだめになったので
今度は特許切れの薬を探してやはり作りました。
それが今やジェネリック薬として、国内でしっかり販売されているのです。
インドにはジェネリック医薬品の会社が2万から3万社あるのだとか。
ちゃんとした大きな工場をもつ大手から、家族で作っているような小さな工場まで。
彼の会社は従業員が40人の零細企業ですが、ITバブル以降肥満が増えているインドでは
けっこう商売になっています。
だって、日本に来るときはリッツカールトンに止まっているもの。
もともと理数系に強かったから薬を作ろうとおもったのでしょうけど、
思いたったら迷わず突き進んでみるってのも、大切だね。
まず最初に、障害の要素をならべて、